Breakfast for Dinner

ラベルを剥がしていこう

【Culture】ハライチのターンについて〜岩井さんの魅力はラベリングできないとこにある〜

 

 

Hi.

DONGIVASHIです。

 

 

ハライチのターンリスナーです。

といっても大阪ではネットされていないため、もっぱら昼間などにラジコプレミアムで聴いています。(深夜ラジオなのに!)

 

 

もしもあなたがターンリスナー(ハライチョフ?)なら、たぶん岩井派なのでしょう! それくらい、彼の話を聴きたくて、彼の思考に触れたくて『ハライチのターン』を聴いている人は多いと思います。

私はとくにどちら派でもないのですが、岩井氏がめちゃくちゃ人気なのは側から見ても深く同意することができます。

それではここからいくつか、その理由を挙げていきたいと思います。

 

 

☆所属が曖昧

 

まず最初にどういった美点を挙げるべきか、迷いましたがやっぱり彼の魅力はここに集約されているのではないかと思って、いってみました。

所属というのは、事務所や派閥へのそれではありません。なにかといえば、世間一般において人を選別する場合の”所属”です。

みんな、みんなを一言で言い表したがりますよね。

「あなたはサバサバしているね」

「君は陽キャだよね」

そういった行為を英語ではlabelingといいます。ラベリング、つまり、人を瓶に詰めてラベルを貼ってあげる行為のことです。

それをめちゃくちゃしにくいのが岩井氏だと私は思うのです。そうしてそこが彼の魅力となっているのだと。

 

たとえば氏は、「二次元に住みたい」と言ってしまうほどの根っからのアニメ好きです。そのときどき、放送されているアニメをぜんぶ録画して逐一チェックすることに忙殺されているようです。だから単に、「あ、この人はアニオタなんだな」と私は思ったわけです。

加えていつも暗い色の服を着ているし、一時期流行った「腐ってるキャラ」だってどちらかといえばネガティブなイメージやし。

陰キャなんやろうなあ、というのがひとつ、印象としてあったわけです。

しかし蓋を開けてみれば、「ひとりでなら外食したくない」という主張であったり、先輩後輩や友達と盛んにご飯を食べに行く話、なんと学生時代には運動神経がとてもよかったりクラスの人気者だったり、ん? いわゆる陰キャではない、むしろ陽キャ寄りなのか……? という疑問が生まれてきます。

そして気づくのです、べつにこの人、陰キャでも陽キャでもないんやなあ、と。どちらでもあり、どちらでもない。というよりも、分類なんて必要ない……?

 

また、氏は芸術にも秀でており、絵を描くのが上手でそういった類いのお仕事もするようです。ペンタブも所有しており、絵を描いていたら時間を忘れてしまうほど。

そういう話を聞いていたら、インドアな人なんかなあと思うわけです。肌も白いし、細いし。

でも同時に彼はバイカーで、フリートークでも、バイクに乗ってどこどこへ行った〜などの話が出てきたりします。たまにフットサルをする、なんてことも言っています。

ってことはべつに、アウトドア! な人ではないにしても、インドア派では必ずしもないんやなあ、という結論に至ります。

 

このように、ラベリングさせてくれないのです。

媚びるのとか先輩とか大嫌いなんやろうなと思えば可愛がられるのが上手かったり。世間とは違うものが好きなんやろうなと思えば「あるある」がめっちゃ好きやったり。流行り物が好きなんかなと思えば公開から2、3年経ったときに映画『ララランド』の話を突然し始めたり。ローカルとか「地元好き!」とか苦手なんかなと予想してみれば嬉々として地元のスーパーの話をしたり、そもそもさいたまテレビで番組を持っていたり。

 

 

キャラが濃い”という言葉がありますよね。

つまり、表層に現れている色が濃く、どういう人か分かり易いが故に集団において扱いやすいという意味だと思っています。

それと真逆をいくのが彼です。

彼が「」なのかを一言で表せる人は誰もいない。だんだん欧米の個人主義を取り入れてきている日本社会で、ニューシンボルとして絶大な人気を集めるのにも納得できます。

 

 

☆間口が広い

 

家の話じゃないです。

人間として、間口が広い、誰もがはまりやすい、ということです。

これはひとつ前の項目からの続きでもありますね。

 

彼はソフトなのです。フレキシブルで、なんというか実体があんまりない。

氏自体がおもしろコンテンツであることには疑いはないのに、だからといってどこかへ特化して尖りまくっているわけでもない。

この層にしか刺さらない”が、ないわけです。

もう、現代のポップカルチャーそのものなんではないかと思います。アニメオタク以外もアニメを観る時代、映画好き以外もひとりで映画を観る時代、発信者とオーディエンスの距離が近く境が曖昧な時代の。

そう、コンテンツとして”親しみやすい”んです!

フリートークの舞台となる場所も、電車だったり大型ショッピングモールだったりするし、1500円くらいの出前を「贅沢」と言っていたこともあるし、

加えて先ほども述べたように「あるある好き」。

「あーーー、あるある!」と言って笑っているときがいちばん輝いて見えます。ほんまには見えてないけど。声が。

つまり感覚が庶民に近いんですよ。

アニメ好き、ということは、エンターテイメントにおいて、供給する側でもありながら需要者でもあるということですから、オーディエンスの感覚も持ち合わせていらっしゃるのですよ。

とはいえ発信者、お笑い芸人・エッセイスト、圧倒的に舞台上側の方なので、ほんとうに親しみやすかったり庶民だったりするわけは絶対にないんですけど……。

だから、「感覚をこちら寄りに」持ってくることがとっても上手やから、間口が広くて誰にでも刺さるのではないか、と思うわけです。

 

 

☆飾らない

 

近年、自然体であることがとても支持されています。世界においても”ボディポジティブ(どんな体型でも美しいとする風潮)”が流行っていたり、アイドルが恋愛の話をしたり。

不自然に飾り付けをされたものに、大衆はだんだん不信感を抱くようになってきているわけですね。これも、発信する側と受信する側の距離が近くなっていることに端を発するとは思うわけですが。

そんななかで、岩井氏は常に自然体だったわけです。相方の澤部氏が売れてコンビ間格差らしきものができても、自分というものを無理にテレビ(マスメディア)に合わせずに。

 

自然体の例として、直近で言えば氏のエッセイ第2弾が発売される(た)際の、そのプロモーションが顕著かもしれません。

エッセイの出版社である新潮社が、運営している公式ツイッターの企画で、ちょっとだけズレたことをしてしまったのです。(それは、小説や新書、エッセイなどなんでも、本についている”帯”の、デザインやアイデアを募集するという企画でした。そしてその企画を打ち出したアカウント、宣伝アカウントの中の人自身が公式アカウントを使って、企画に応募したのです。)

それに対して岩井氏は、「企画を打ち出した公式アカウントがやることじゃない」「新潮社って古い会社だから、そのへんがわかっていない」と言ってしまうのです。

自分の、エッセイを、出版する、会社に対して、ですよ!!!ふつう言わないでしょう!!!どれだけ「ん?」と思っても、口にしないでしょう!!これからも一緒に仕事するやろうし、気まずいし!!!

そしてこれは次の美点にも繋がります。

 

 

☆ファン思

 

上記の憤慨(べつにめっちゃ怒ってるわけでもないかもしれんけど)も、ひとえに氏がファン思いだからだと思うのです。

エッセイの帯企画は、岩井のファンである一般の人が楽しめるように作られた企画でした。なぜなら、応募するのも購入するのも、つまり楽しむのもお金を積むのも岩井ファンである一般人だから。”エッセイを発売する”ということにおいて、あくまで主役は購入者であるわけなんですよね。それを思って(たぶん)怒っていたのだと思うのです。なんてファン思いなのでしょう。エンターテイメントというものを心から尊重していないとできないことですよね、自分の仕事のしやすさよりも、作品を、そのファンを、とるなんて。

 

それにツイッターの更新頻度もすごいのです。自分に関するなにかのPRは大抵リツイートするか自身でツイートするし、写真もたくさん載せるし、それってべつに直接はお金にならないことじゃないですか。やらなくたって誰も怒らないし困らない、それでも更新する。それってもはや奉仕じゃないですか。

 

また、単独ライブ『!』でもファン思いな一面は垣間見えます。同ライブは有観客で開催されますが、オンラインでも配信されます。配信に至って、開始直前に一気にサイトへのアクセスが集中してしまうと、当然回線が落ちてしまったりするわけですね。だから「早めにページを開いておいてください」とアナウンスするのです。「直前に開くのじゃなく、10〜15分前からスタンバイしておいてね」と。

しかし彼ら制作側は考えるわけです。そんなこと言ったってどうせみんな直前にしかスタンバイしないと。どうせ回線落ちしてしまうと。そこで、「ライブ開始前の前座としてラジオ形式のトークを配信する」ということに決めるのです。そうしたらみんなちゃんとお行儀良く、早めにページ開いておいてくれるでしょ、と。

そのアイデアを出したのはご本人ではなく、裏方さんかもしれません。しかし実際に収録されるのは演者の声・トークですから、これもファン思いの行動と言えるでしょう。確実にエクストラであり、必須ではない労力ですから。

 

ここでもやはり思うのが、岩井氏自身がなにかのファンで、支持者で、だからこそ自らのファンを蔑ろにしないんだろうな、ということです。

芸人さんってやっぱり、自らの熱狂的ファン(たいていは女性)を表立って大事にはしないわけじゃないですか。どこかで「男におもろがられるのがいちばん」って掲げている人が多いし。

でも、岩井氏はちゃんと、どんなファンでも大事にするのです。「俺なんか」とか「需要ないし」とか、卑屈な態度をいっさい取らないのです。

私は他コンテンツのオタクなのですが、いちオタクとして、こんなに嬉しいことはないわけです。逆にいうと、卑屈になって発信を怠られるのがいちばん悲しいです。自己肯定感高くあって欲しいじゃないですか。推しには。そんでもって需要を理解しといて欲しいじゃないですか。それを岩井氏は完璧にクリアしているんですよね。

 

 

 

 

・・・と、まあ、

まだまだ語り尽くせない岩井氏の魅力のみに言及してきましたが、澤部氏もめちゃくちゃすごい人なんです。

というか私は思うんですけど、お笑いコンビあるいはユニットって、ネタを書く方よりも書かない側の方がクレイジーじゃないですか? だって自分で物語を生み出すわけではないのに、その物語を、書き手を、全面的に信頼して他のすべてを捨ててるんですよ! まじでいかれてる! もちろんいい意味で。

そのクレイジー全開なのが”傀儡”(岩井氏がそう表現してた)たる澤部氏なのですよ。陰キャ非社交的保守的で、ただただ反射神経のめちゃくちゃいい、ただただ岩井氏を信頼している澤部氏なしにはハライチは成り立たないわけですよ。

だから岩井氏は「澤部ならわかってくれる」と思う(言う)わけです。お互いに全幅の信頼を寄せているわけです!!!

”岩井フリートーク”の面白さは、澤部氏の反射神経信頼、幼馴染たる岩井氏に関する知識量がなければ半減すると思うのです!!!!

 

 

 

 

いやぁ〜、

ここまで褒め称えてきましたが、私は岩井帝国民(岩井さんファンのこと)ではありません。なぜなら彼には性差別的なところがあるからです。

いちばんびっくりしたのが、椅子を買いに行った話をした回です。彼は高級椅子店(高級椅子店?)に並ぶ椅子を、風俗店で働く女性に例えてフリートークを展開しました。

おもしろのために、エンターテイメントのために、物を女性に例えたのです。私は当時強烈な違和感を感じて、ツイッターでパブサをしたのですが、異を唱えている人はひとりも見つかりませんでした。

そもそも、お笑いというのが男性優位の文化ですので、彼だけが悪いというのではないと思います。私は大阪の人間ですのでとくに、上方お笑い文化男尊女卑というのは時に切っては切れない関係にあるとも感じます。三行前に述べたように、それに関して疑問を抱く人間も、男女関係なく少ないのだと思います。

しかし、これは変えていかなければならない風潮だとも強く感じます。女性差別はもう面白くないよって、みんながNOを貫かなければならないのではないかと。

お笑いとフェミニズムについてはいつか絶対に書きます。

 

 

話が少しそれました。

こんなことを書いて、閲覧数ゼロの今は怖いものなしですが、もし検索でひっかかって帝国民に見つかったらどうしよう。叩かれるよ。

私は『ハライチのターン』を大好きです。大好きじゃないとこんな熱量でブログを書けません。だからこそ女性差別的な発言があったことが悲しいというだけなのです。「そんな話はやめろ!」と、消費者の分際で発信者に意見をすることも、とてもじゃないけど致しません。消費者に許されているのは批評のみで、それはなにかの力を持つべきではないから。ただ、悲しいと書いているだけです。

 

とにかく数年前まではサブカルだった深夜ラジオ、今ではおもしろコンテンツの代表のうちのひとつとも言える『ハライチのターン』、ひいては岩井氏がこれだけ人気である理由というか、あふれる魅力、をちょっとでもお伝えできたでしょうか。

私はなにかを説明するのがめちゃくちゃ下手くそなので、本質の3分の1も伝えられていないかもしれない……。

 

さいきんの私の大好き-無条件-ツボ入り笑っちゃう-くだりは、「こち亀の話が出たらいついかなる時も『葛飾ラプソディ』をフルで歌うイベントが発動してしまう」やつです。

 

とにかくみなさん、ラジコで『ハライチのターン』聴きましょう!!!

そしたらわかる!

 

www.tbsradio.jp

 

 

では!ほな!!

 

 

【Health】PERIOD〜まじで、自分の体大事になの話〜

 

 

 

Hi.

DONGIVASHIです。

ちなむと、ドンギバシと読みます。

 

 

生理の話 します。

 

 

生理って重い人もそうでない人もいますよね。

それはもうほんとに人それぞれで、だからこそ女性同士の間でも無理解による傷付け合いが発生したりもするわけです。

でも、軽度十度いろいろあれど、生理のある人全員にとって共通であるのが、排卵→月経という1ヶ月前後のサイクルです。(これが乱れている人、いわゆる月経不順の人は産婦人科に行きましょう。)

 

生理というのは思春期(一般的に11〜14歳)から閉経(一般的に51歳ごろ)までずっと、ずっと、ずーーっと、月一で訪れるイベントです。

しかし 血が出て頭痛や腹痛に悩まされる、つまり目に見えて体に影響があるのが月経期の1週間弱というだけで、体はずっとそのサイクルを続けているのです。

約40年間、ずぅううーーーっと、脈々と、そのサイクルは続きます。ひぃぃ〜

 

前回の月経の終わりの日から、次回の月経の最初の日までに、体内では妊娠の準備がなされます。

子宮内ではクッションのようなものができて、そこに卵巣から卵子が生み出され排卵、そうして妊娠の機会が訪れなければクッションも卵子も血液といっしょに体外に排出されるのです。これが約1ヶ月の周期でもってずっと行われています。

一般的に、排卵から月経までは2週間ほどと言われています。これを元にして、女性の多くが使っている月経周期管理アプリは、排卵PMS(生理前症候群)の時期を逆算して教えてくれているわけですね。

 

こういったことごとは小学校のときの保健体育の授業で習っています(たぶん)。私は自分が排卵痛を経験して調べてみるまでまったく綺麗に忘れていましたが。男女で分けられて体に関する授業をするあの習慣はもうなくなったのでしょうか? 今もあるのでしょうか。無理解がいちばん傷つけ合いを生むのに。むかつきますね〜。

 

 

話を戻しますと、

私が愚かなる大学生の頃は、恋人とセックスをする前にアプリを確認して、「今日は危険日!」「安全日やからうんぬん」などとコンドームの有無の判断をしていましたが。(これは無知による愚かな行為です。妊娠を目的としない異性とのセックスは常にコンドームとセットです。)(精子は最大で5日間、子宮のなかで生き続けますし)

排卵期というのはべつにセックスをする機会を豊富に持つ人にだけ関係があるわけではありません。

だって多かれ少なかれ、排卵期にもホルモンバランスというのは崩れていますから。

 

 

排卵期になにが起こっているって、まず卵胞刺激ホルモンが脳みそから分泌されて、卵巣のなかで卵子を成熟に向かわせます。そうして次に黄体形成ホルモンというのが分泌されて成熟した卵子は卵巣から子宮に排出され………、、、

つまり、ホルモン分泌されまくってるわけです!!!

だから排卵は、ただの頭から遠い下半身の一(いち)臓器の問題ではなく、すべてを司る脳みその問題なのです。

こんなのはしんどくないわけがないですね(もちろん、それがマジョリティであれマイノリティであれ、一部の人にとって)

不正出血という言葉はめちゃくちゃ恐れられていますが、この排卵期にあったならそれは排卵時にしばしばともなう出血ですので不安になることはないでしょう。でもめっちゃ不安ならすぐ病院にいこう。

身体的には、おりものの量が増えたり、子宮に痛みが生じたりすることがあります。

精神的には、ムラムラしたり、イライラして落ち着かなかったり落ち込んだりすることがあります。

ひとくちに「生理」とか「排卵」とか言葉にするのは簡単ですが、体内ではじつにさまざまなプロセスを経て妊娠への準備が整えられているのです。

(ちなみに、ある調査では被験者の10%がひと月に2度以上排卵しているという結果が出たそうです。)

 

だいたいもって想像妊娠という現象があることや、免疫力が下がっていたり成長ホルモンとの兼ね合いで生理周期が乱れたりすること、そういうことごとから鑑みても、

生理が子宮の、臓器の、身体的なだけの問題というわけではないことは想像できます。

心のバランスが崩れると月経に影響が出るように、月経周期によって心のバランスが崩れるのは至極真っ当なことなのです。

 

 

なにが言いたいのかというと。

たとえばあなたが、他人の些細な言葉で打ちのめされてしまったとき。

普段なら跳ね返すことのできるような小さなことで多大なダメージを受けてしまうようなとき。

体の小さな違和感がすべてを台無しにしてしまうようなとき。

イライラして大事な人に当たってしまうとき。

とにかくセンシティブで、そんな自分が嫌だと感じてしまうようなとき。

それらすべてが途方もなく大きな渦になって自分を襲ってくるとき、制御できないマイナス要素が、体のサイクルにおけるホルモンバランスのせいだとしたら、めちゃくちゃ気が楽じゃないですか?

 

 

生理前症候群(PMSという言葉は徐々に浸透してきて、私たち世代(20代半ばです)で知らない人はほとんどいないでしょう。それもまた、産婦人科、精神科のお医者さんや看護師さん、女性権利団体の方たちなどたくさんの人々の尽力による認知だと思います。

それによって私もだいぶ楽になりました。とくに中学生の頃と20歳前後、症状が重くて身体的にも精神的にもとても苦労したから。

でも、目に見えて変化があるとき(つまり月経期)以外にもずっと体はサイクルを続け、そしてホルモンは適宜分泌され続け、精神もまたその影響を受け続けています。このことをちゃんと認識して、体を心を労ることのできている人って少ないのではないかと私は思うのです。

 

もちろん私は女性で、生理が毎月きていて、とくに重くて、ピルを服用していないので毎月すったもんだしているから、とくに女性へ、体を労るべきという話をいま実感を伴ってしているわけですが、

男性にも先ほど述べたホルモンは備わっていて、それにともなう苦しみはあるのだと思います。

だから、体を労るべきなのは生理の重い人だけではないのです。

 

 

すべての人において、精神の安定も不安定も、制御不可能な場合があるということをわかって欲しくて生理の話をしました。

ちなみに私は生理などで精神が乱れるたびに出○館で血滴るステーキや焼肉の丼を注文したり、スーパーで安い牛肉を買って焼いたり、デザートに夜中でもクレープを食べたりしています。

自分の機嫌をとるというのは、しんどくならない、という意味ではなく

しんどいときにじゃあ原因はなんだとわかる、どう対処すればいいかわかっている、という意味なのだと思います。

 

絶賛 排卵期で精神が乱れておりますので、自らを甘やかそうと思います。

おやすみなさい。

 

 

 

脚注*1など

 

【Health】DOUNYU〜当たり前のことの確認も時には大事〜

 

 

Hi.

DONGIVASHIです!

 

 

ダイエットという言葉は、日本語では主に減量とイコールの意味で使われます。

しかし、英語のdietはもともと、[食生活、生活]という意味で使われていました。今では、日本で認識されているのと似たような感じで、[減量のための食生活]という意味で使われることが多いようです。

 

つまりは、ざっくりいうとダイエットとは、健康でいるための食生活という意味ということになるような気がしますね。

もしも辞典に載っている意味と違っても、私はそう解釈してこのブログでは使っていこうと思います、ダイエットという言葉を。(私の主義として、言葉というのは相互理解のもとに成り立っています、まじでこの話をすると長くなるので今はしませんがとにかく、言葉の意味とは常に恣意的なのです。)

 

だから、ダイエットをしている状態であるとき、重要なのは食生活であって、”食べないダイエット”なんていうのは言語道断意味不明、矛盾の塊ナンセンス、とも言うべき言葉になってしまいます。

ダイエットをしているときこそ、食べるのです。

しかもちゃんと!食べることから目を逸らさずに!

 

 

もちろん世の中にはファスティングという言葉があり、24時間程度の断食は身体に良いとされています。

しかし、考えてみてください。毎日当たり前のように三食、または二食、胃には固形物が送り込まれ続けています。それに合わせて体は然るべき消化酵素を分泌しているわけです。

毎日10時に起きている人が「明日はお前7時起きね!」「ほんで明後日13時起き!」と言われたら辛いように、

体も「24時間固形物なしね!」「24時間経ったからパンケーキ食べなさい!」と急に決められたって対応できないわけです。

というかこの例えはそもそも成立していませんね。胃腸と直接コミュニケーションをとることは不可能ですから。

だからこそ、ファスティングにはきっちりとしたルールがいるのです。言語が通じない相手とのコミュニケーションには、ふだんよりも慎重さがいりますからね。

私は間違ったファスティングしかしたことがない(15時間の断食の末、ラーメンと唐揚げを欲望のまま食べるという頭の悪いもの)ので、また今度、自分で正しい手順を踏んでファスティングをしてみようと思います。そうして報告しますね。

 

 

まあとにかくそういった食生活の一環としてファスティングを取り入れてみるのももちろん、手段のひとつでしょう。

しかし考えなくてはならないのは、体というのはみんなそれぞれ全然違うということです。

睡眠時間が顕著ですね。ショートスリーパーである人は1日に4、5時間しか眠らなくてもパフォーマンスが変わらないらしいですし、私などはロングスリーパーなので9時間くらい眠らないと眠くて仕方がないです。

ロングスリーパーのなかでも、ほんとにぶっ通しで寝倒す人と、私のように怒涛の夢に襲われて脳みそが全然休まっていない人もいるでしょう。

また、生理だってそうですね。生理痛がめちゃくちゃ重い人とそうでない人と。期間が長い人とそうでない人と。

もっというと単純に、太りやすい人とそうでない人、同じ食べ物を食べているのに姉は太って妹は細い、なんてことも世の中にはわんさかありますよね。

 

だから、そう、減量において正解はないのです。

なりたい体と今の体、その差をそれぞれ見極めて、自分の体でぜんぶ試して体調と相談して、自分に合った減量方法を見つけないといけないんです。

でもダイエット(健康でいるための食生活)にはある程度の正解はあるのではないかと思います。

そこを教えてくれるのが栄養学なのでしょう。体にとってなにが必要か、なにが余分か? どういう栄養素が足りないのか、なにを摂ると毒なのか。

そして日常に栄養学を取り入れるためには、素材の見える食事をしないといけませんね。だからちゃんと自分で料理することが必要になってくるのでしょう。

自分の体が今どんな状態で、なんの栄養素を必要としているのか? わかっていたらスーパーに行って正しい野菜やお肉を選ぶことができますね。それによって精神的に泰平が保てたらそれはもう人としてめっちゃ万歳の最高の状態ではないでしょうか。

 

 

あなたがもしも減量中なら、なりたい身体はどんなのですか?

折れそうに華奢で儚げな女の子になりたいなら、いわゆる”食べないダイエット”も、いいのかもしれません。

私が目指すのはお尻のきゅっと上がった欧米ボディなので、冒頭で定義したダイエットをきちんとこなしたいと思います。でも自分で定義した意味でダイエットという言葉を使うのはややこしいのでもうやめにします。

 

 

まあ、減量中でなくても、正しい食生活というのは永遠に大事ですよね。

体型維持にも便通にも、体調管理にもメンタルヘルスにも、すべてに関わるのが食生活という意味でのダイエットです。

 

 

とにかく、わかったのは、ダイエットという言葉は死ぬほど使いにくいということです。

もう今後いっさい使いません。だいたい日本語と英語では微妙に意味がずれている言葉

っていうのはすべて使いづらい。

発音もそうですよね。こないだバイリンガルの男の子が[料理人]の読み方を「クックさん」て書いてて「違うねんこれな合ってんねんけどな日本語ではコックさん……やねん………」って訂正しながら笑いをこらえるのに苦労をしました。

 

 

では!次からなんか具体的な話しまーーす!!

 

 

イントロダクション

 

 

Hi.

DONGIVASHIです!

 

いろんなことに興味がありますが、とりあえずは健康をさいきん好きなので、そういったことについて書いていこうと考えています。

 

ばりばりの文系極振りなので医療や薬学についての知識はまったくありません。文系のなかでもフィクションについてしか勉強していないので、歴史や文化についての知識もありません。

でも精神論は嫌いなので、自分が不調であるときや社会とのずれを感じるときに、原因はぜったいあるはずやと思っていろいろ調べています。インターネット(たまに本)モンスターです。

そんな感じのゆるい知識をなんとなく活かせたらなあと思ってブログを作りました。

 

健康の他には、10年ほど前から大きな動きになっているフェミニズムの話とか、の話とかもしていきたいと思っています。

性自認差別というのはすべての人にとって他人事ではないですからね。

 

目的はなにかというと、

 

3位:自らのアウトプット、知見を広げる

2位:ポジティブの普及

1位:誰かをなんとなくいい感じにさせる

 

合理性 度外視で無秩序に、でも常に優しくをモットーにいきます。

よろしくお願いします。